美しき4月の風の中で

こんにちは。お元気でお過ごしでしょうか。
人生、ここでこれからも生き続けてゆくために、
突如として様々な「締め切り」がやってくることが御座います。
いついつまでにメカ臓器の電池をとりかえないと止まる。積む。といった風な
アワワワな。

そんなことどもに追われつつ、且つゴールデンウィークを
お迎えの世に障りなきようにの原稿納品進行を申し上げつつの籠りを果たし

ふと見れば
青葉キラキラ薫風ぷうぷう飛燕ラブラブの
美しい季節となっておりました。

そんな中、大変光栄な機会を賜りました♪

吉元れい花先生の刺繍実験室楽繍会様ご主催
「楽繍展」絶賛ご開催中です！

期間 2024年4月20日(土)～4月26日(金)
※休館日：23日(火)
会場 アートスペース煌翔様
〒166-0004 東京都杉並区阿佐ヶ谷南3-2-29
時間 11時～18時(26日は17時まで)

吉元れい花先生 OFFICIAL WEB SITE
https://www.reika-stringart.com/2019tanosyukai/2019tanosyukaiindex.html

公益社団法人日本漫画家協会 公式サイトにも情報ご掲載御座います。
https://nihonmangakakyokai.or.jp/archives/14624

感謝感激の勿体なく貴き機会、お運びご高覧賜れましたら幸甚です。

私は、布への描画＋刺繍のトートバッグ
『電波オデッセイ』テーマの「ODYSSEY　おとずれ」
『みすて❤ないでデイジー』より、ミミちゃんの平和祈念「地上の虹」
の2点で参加申し上げております。

お迎えを頂けましたものには、
実際にどんどんバッグとしてご使用頂けますよう、
着脱式の洗濯も簡単にして頂けます布素材の内側袋をお付けいたしますヽ(^^)/。

ミミちゃんバッグの内袋布はこんなかんじです。

布への描画のはじまりは、新型コロナウイルス疫禍の中、
終息を祈念してマスクに絵を、という表現者の皆様のグループ展への参加でした。

常からの描画とまた異なり、手芸品として布に諸々込められるというのは
初心からの試みで、はじめはマーカーそのままの色で描いていたものが
水で薄めて定着すると落ちなくなることに気づき、
だんだんと思い通りに描けるようになったり、
思いがけない描け方があらわれたり、
新たな楽しさとなりました。

かねてより、「手芸品ならば、絵をお贈りするのは畏れ多い
漫画家先生にも丹精込めたものをプレゼントできる！」と、
フェルト手芸品や手描きバッグ等、お贈りして参りました。

みなもと太郎先生が『風雲児たち』で
2020年に第49回日本漫画家協会賞コミック部門大賞に輝かれた際、
思いっきり布マスクに絵を描き、さらに刺繍をいたしましたものを
お祝い込めてお贈りいたしました。
https://twitter.com/dempaantenna/status/1324963689980555264

当時ツイートに、吉元れい花先生より
「素敵！刺繍が入ってる(#^.^#)」のお言葉を頂け、
とても嬉しく御座いましたのに重ね、
その贈賞御式が、当時、公表はされておらず、存じ上げませんでしたが
御闘病中でおいででした、みなもと太郎先生への
最後の御目通りとなってしまい、、
常から言葉では申し述べますのがなんとも下手な自分の思いを、
手芸品に込めて「とにかく、大好きです。先生の御作も先生も！」と
お受けとめ頂けてたら…いたかもしれない。これが無いよりは、と、
描き、刺繍し、作ってかたちにしてよかった。と、
思い起こせば切なくも胸いっぱいになります。

あわせ、平和祈念展示コーナーを特設いたしますことをお赦し頂きました。
本当にどうもありがとう御座います！

2017年のウクライナ訪問の際にお贈りいただきました
「Rushnyk（ラシュニク、ラシニク）」と呼ばれる
ウクライナ伝統の、赤ちゃんの誕生と共に幸せを願って贈られますような
長い大きな御作で、人生の道をあらわし、
布や色彩、モチーフにも様々な意味やお祈りが込められているといいます。

#ウクライナに平和を
みなさんのすべてが護られますように。
日本で、世界中で願い、お祈りをしています。#StandWithUkrain#戦争反対#NoWar#нетвойне#Противійни https://t.co/zqMNQGTqQ5

— 永野のりこ＠🌈✨キラキラ吉元れい花先生会楽繍展4/20～26＠阿佐ヶ谷「煌翔」様💐✨ (@dempaantenna) February 27, 2022

それぞれの親御さんがお家独自の刺繍をほどこされた
伝統の民族衣装のブラウスやシャツ「ヴィシヴァンカ」で
まんが教室に集まってくださった子供さん方です。
（2017年3月ウクライナ、キーウ、ゼムリャキにて）

また、戦禍や紛争で避難を余儀なくされながらも
決してその身から奪い去ることのできない
刺繍の技術をもって、生き在られます地で伝統や暮らしを継いでおいでの方々の
多彩な刺繍御作も展示申し上げております。

刺繍という営為の輝き、煌めきは、
戦禍止まず、暗澹たる世の燈火のように思われます。
こちらもご覧を頂きうれしく存じます。

人によって行われている戦争が
一刻でもはやく、ただちに、
人によって止められますように

4月26日までこの地上にたしかに存在します夢時空
吉元れい花先生はじめ素晴らしい刺繍作家の皆様の
御作いならぶ夢時空、まぎれ申し上げておりますこと、
恐縮至極勿体なくもうれしく、
どうかぜひ、お運びご高覧のほどを！